2008年04月21日

シーザー

・・・・・

・・カギ屋の仕事 と言うより、僕の仕事で多いのは 合鍵作製とシリンダー交換、そして解錠です。

これらの仕事は物理的に結果がすぐに出る仕事です。

合鍵は、鍵穴に挿して回ればOK、シリンダー交換は、交換して鍵の機能が変わらなければOK、解錠は、鍵が開けばOKです。0か100の仕事です(物理的な仕事の結果を述べておりますので、接客、応対などのサービス面、店の清潔さなどはここでは割愛いたします)。

このような仕事に携わっているからでしょうか、僕は結果が 0か100では表せない仕事をされている方を、すごいなあと思っています。

結果が0か100で表せない事は、いろいろありますが、かいつまんで言うと 個人の感性に委ねられる仕事です。そういう仕事の代表は 味覚 を司る 料理人です。

料理人は、己の味覚と技術で、旨い料理を作るため、日夜努力をしています。料理人は、100以上の感動を、お客様に味わっていただくために命を懸けているのでしょう。僕は料理人のような生き方ができればいいなあとも思っています。

僕は 料理人 がすきなので、どうしてもここで言っておきたいことがあります。食べ物について旨いだの不味いだのいう人たちのことです。いわゆる グルメ セレブなどの言葉で表現されて喜んでいる人たちです。僕が大嫌いな人たちです(同じブログを書いている方を敵にまわすつもりはありませんが、ブログ上で飲食店に対して旨い不味いの評価を発表している方たちもその範疇です)。

まずはじめに、旨い 不味いは、個人の感性によるものです。旨い 不味いといえるほど、この方たちは味覚、感性が優れているのでしょうか?料理人が一生懸命つくった料理を、いとも簡単に旨い 不味いなどと言うほど偉いのでしょうか?

ただ、料理人 が作った料理を食べて、旨い不味いという人は、料理に対して知識などなく、味覚や感性に対してかえって劣等感を持っているのではないでしょうか?料理の味の表現によって、自分の語彙の多さ、感性の鋭さなどを他人に判ってもらおうとしているのではないでしょうか?しかし、もともと語彙や感性がない人たちが、命をかけて料理を作っている料理人の料理に対して旨い不味いというのは、本当に失礼だと思うのです。

大体「味に深みがある」や「素材の旨みが充分でている」などと、誰でも言うことができる抽象的な言葉で料理の味を表現していて、何が感性でしょう?わかりやすく表現ができないから、薄っぺらい抽象的な表現を使っているのです。

もっというと、自分の感性、味覚だけで旨い不味いを堂々と発表する、その勇気、というより あつかましさ に感動すら覚えます。

語彙や感性、そして理性や羞恥心がある人たちは決して他人の命を懸けてする仕事に対して、評価などしないと思うのは僕だけでしょうか?

要するに、頼んでもいないのに感性にうったえるものに対してあれこれ偉そうに上からの視線で見るなといいたいのです・・・


・・・・・


・・つまらないことで、なにを興奮していたのか・・ようやく我に戻った時でした。芸能界大好きのA君が僕の店に来ました。

いろいろ話をした後に、
「最近、本仮屋ユイカ あんまりテレビにでてへんなぁ。俺 好きやのに」
(僕の本仮屋ユイカ好きはA君もよく知っています。過去のブログ 十人十色 に僕が彼女のファンであることも書いております)というと

A君は

「もう あの娘 伸びようがないですよー」



Aっ!!おまえもかぁっ!!!
posted by ロン at 16:52| 上海 ?J| Comment(2) | TrackBack(0) | カギ屋の徒然日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
興味深く拝見しました。

私は基本的に、自分でやりもしないくせにえらそうなことを言う上っ面の人間が大嫌いです。

ですから、料理云々にしても、では聞くが、あんたは料理できるのか・・となります。

そういう輩は
「料理人はプロとしてお金を貰ってやっているのだからこの際、食べる側は関係ない」
と必ず言います。

パッと見、正当な意見のようですが、私にしたらこういうのは
屁理屈
です。

きつい女ですみません。
Posted by かかまる at 2008年04月22日 23:03
かかまるさんへ:コメントありがとうございます。
僕の書いた内容以上に、かかまるさんが僕の気持ちを代弁してくれて感謝の気持ちでいっぱいです。
何もしないで、えらそうなことをいう人たちをズバッと斬ってくださり、ありがとうございます。
Posted by ロン at 2008年04月23日 12:21
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