2007年12月25日

ズバリ

僕の店の近くの小さな本屋さんに行った時の事です。

僕のお目当てのものを買った後、ある本が目に入りました。その本は年に一回、更新される占いの本です。ある有名な占い師さんの本です(惑星の名前ごとに別れている小さな本です。+−がついています)。

僕はすかさずその本屋さんに

「この本、売れてますか?」と聞きました。

「けっこう売れてますよ」との返事でした。


今年は来年版(平成20年版)のこの本を僕は買っておりません(僕は昨年のこの時期に、この本の「平成19年版」を買っていました)。お金が無いわけではありません。どうもこの占いとは相性が悪いみたいです。一言で言えば 中っていない からです。

どう中っていないかと言えば、その方のいわれるような 最悪の3年間 と 最良の3年間 が逆転しているからです。本来なら今年は僕にとっては良い年なのですが、あまり良くありません(その占い師さんから言わせると、おこないが悪いとか、神の声が聞こえていないとか言われるかもしれませんね)。


僕はこの店の人に
「僕、○星人の+なんですけど、ぜんぜん中っていないんですが」と笑い話のつもりで言いました。

するとその店の人は、その本のところにいって少し含み笑いをし、
「それは中っているかも知れませんね・・」と言って、僕の○星人の本を指差しました。

僕も少し笑いました。

僕のその ○星人 だけが、異様に多く余っておりました。

おそらく僕のような 運勢 を持った人が少なからずいると思うと嬉しく思いました。


別に僕は占いを信じていないわけではありません。占いにもたまに行きます。

ですが・・

占い師はテレビに出ない方がいいと僕は思います。確かにおっしゃられていることは素晴らしいことが多いですが、人間は一人一人背負っているものが違うので、生年月日や姓名の画数等が一致する最大公約数で括ることはできないはずです。もちろん、信じる信じないは視聴者の自由ですが・・

僕は、信じやすいので自分でこのような占い番組や精神世界について語る番組を極力見ないようにしております。

この占い本の著者や、とうもろこしみたいな髪の毛をしている男(女?)の人、落語家が着るような服を着ている太った男の人が出ている番組も僕は見ていません。
posted by ロン at 23:23| 上海 ??| Comment(0) | TrackBack(0) | カギ屋と関係ない話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月19日

思い込み

僕は、商店街に店をかまえているので、お客様のカギ交換依頼は、直接僕の店に来られることが多いです。そのときに僕はお客様がお持ちのキーを見せてもらい、メーカーを特定します。それから、お客様の扉についている錠前の特徴を聞きながら、錠前を特定していきます。

商店街なのでよほどの緊急でない限り、店を空けることはできません。お客様からの説明を聞いて、店が終わってから特定したカギ(錠前やシリンダー)を車に積みお客様の家へ向かいます。僕の車は小型のバンなので、余計なカギを積むことができません(僕は先日、車を小さいものに買い換えました)。僕の判断がその出張が一発で決めることができるか、無駄に終わるかを決めます。

先日のことでした。


お客様が
「鍵を落としてしまって、不安だから鍵を換えて下さい」と言ってきました。

僕は「お手持ちのキーを見せてください」と言って、キーを見せてもらいました。

GOALのピンシリンダーでした(カギ屋さんしかわからないと思います)。

それから
「一軒家ですか、マンションですか、ノブですか、レバーですか、鍵穴は、何処にありますか」などいろいろお聞きしました。

「マンションです。ノブです。鍵穴はノブの中にあります。内側はノブにつまみ(サムターン)があって、つまみをまわすとカギが閉まります」との説明でした。

僕は、今までの経験からこれはGOALのインテグラル錠だと思いました。


時間を見計らってお客様のマンションへ行き、扉を見ました。


見事に裏をかかれました。そのカギはお客様のおっしゃられたとおりの鍵でした。確かにノブの中に鍵穴があり、内側のノブにつまみ(サムターン)がありました。


その錠前はGOALの5350でした(カギ屋さんしかわからないと思います)。

結局、後日にもう一度お客様の家に行き、取替えました。



往々にして思い込みで、物事を決めてしまうことがあります。

今回のようなことは、しばしばあることでたいしたことはありません。


僕の今までの思い込みを紹介させていただきます。いろいろなところで恥をかきました。


オリビア ハッセーの子供は、オリビア9世だと思ってました。

デビッドボウイは、男の子だと思ってました。

玉ねぎは、生長すると長ねぎになると思ってました。

腰が直角に曲がったおばあちゃんは、寝るとき苦労すると思ってました。


未だに謎があります。

大沢誉志幸 と 加藤茶 が兄弟だという事は、本当でしょうか?

これ以上僕が恥をかかないように、ご存知の方は教えてください・・・。 
posted by ロン at 23:01| 上海 ??| Comment(2) | TrackBack(0) | カギ屋の徒然日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月11日

極めて私的な話

本当に馬鹿馬鹿しい私的な話です。

僕は、学生時代に吹奏楽部に入っていました。その名残かどうかは解りませんが 音楽 が僕の生活、仕事に深く入り込んでいます。そのためいろいろなシチュエーションごとに、僕の頭には 音楽 が流れます。

先ず、店のシャッターを開けるときは、ワーグナーの「タンホイザー」序曲が流れてきます。合鍵のお客様が来られたときは、これまたワーグナーの「ローエングリン」の(エルザの大聖堂への行列)が流れます。合鍵がディンプルキーの場合は、ビゼーの「カルメン」前奏曲です。


お客様によっても 曲 は変わります。


美人のお客様が来られたときは、バッハの「主よ、人の望みよ喜びよ」になり(オルガンとハープと少年少女の合唱が入ります)、ご老人の場合は佐藤千夜子の「東京行進曲」です(ノイズ付きです)。又、いきなりタメ口で来られた男性の場合は「ファイナルカウントダウン」になり、女性では「残酷な天使のテーゼ」になります。

まだ続きます。

シリンダー交換の依頼が来たときは、ファリャの「三角帽子」の(終幕の踊り)が流れ、シリンダー交換のためにお客様の家に向かう車の中ではラジオの音楽を差し置いてレスピーギの「ローマの松」の(アッピァ街道の松)が流れます。そしてシリンダー交換がうまくいったときはリムスキーコルサコフの「スペイン奇想曲」のフィナーレが流れます。


そして

一日の仕事が終わって、汗を流すために銭湯に行く車の中では、川嶋あいさんの「絶望と希望」が流れ、その銭湯で刺青を入れた人を発見したときは、何故か「津軽海峡冬景色」が流れます・・・

・・本当につまらないことを書いていると自覚はしているのですが、このブログを書いている間も、細川ふみえさんの「スキスキスー」が流れております・・・。
posted by ロン at 20:52| 上海 ??| Comment(6) | TrackBack(0) | カギ屋の徒然日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月04日

カギ屋さん犯人説

僕の店の近くのマンションで、鍵穴にボンドを入れられる悪質な悪戯が発生してます。僕も3回、悪戯されたカギの交換、解錠に行きました。そして今もなおこの悪戯は繰り返されているそうです。


先日のことでした。あるお年を召された女性が僕の店にお越しになられました。

ゆっくり僕の店に入られ
「ちょっと腰をかけさせてくれへんか?」といいました。

僕は
「どうぞどうぞ。ようこそお越しくださいました」といって、イスをさしだしました。少し腰か足が悪かったのか、ゆっくりとイスに座られました。

しばらく無言の時間が続きました。僕は、その方がお話しになられるまで黙っておりました。


「お兄ちゃん」
ようやくその方が口を開きました。

「お兄ちゃん。最近な、そこのマンション(例の悪戯が多発しているマンションです)で、カギがよく悪戯されて使えんようになとうねん。あんたしっとうか?私はそのマンションに住んどうねんけど」と言われました。

僕は3回もカギの交換などに行っているので
「もちろん知っておりますよ。僕も何度かカギの交換に行かせてもらいましたので」と応えました。

その方は
「お兄ちゃん、怒らんと聞いたってな。この店ができてからカギに悪戯されるようになってな。ひょっとしたら、あんたがやっとるんちゃうかと噂になっとるで」

僕は
「何でやねん」と言いつつ、ハリセンチョップをしたい衝動に駆られましたが、そこは抑えて黙ってその方の話を聞きました。

「あんたのところ、暇そうやし売り上げも少ないやろ。売り上げを上げるためにそんなことしとんちゃうかと噂になっとるで」

確かに売り上げは少ないので、いいところをついてくるなぁと、心で笑っておりました。

その方は、僕が犯人であるとの仮定で、一生懸命お話をされました。

噂を報告しに来られる方は、大抵「私はそんなことは思っていないけど、噂になっている」的な言い方をされます。そして「私は、兄ちゃんを初めて見たけど、兄ちゃんはそんなことする人やない」とお決まりの文句を言われます。

鍵穴ネタが尽きてくると、今度はその方の昔のお話をしてこられました。息子が僕と同い年であること、飲食店を経営していたことなど他愛も無い話でした。

一通り話をして、妙な 間 があいた後、突然こう言われました。

「あんた、良かったな。これでここにカギ屋さんがあるといういい宣伝になったな」
何か言っていることにつじつまが合っていませんでしたが、何だか嬉しそうでした。


その方は、それから後も僕の店にたびたび来てくれるようになり、来るたびに
「いい宣伝になったな」と嬉しそうに言ってきてくれます。


カギ屋さん犯人説は、何処に行ったのでしょう?
posted by ロン at 21:47| 上海 ????| Comment(2) | TrackBack(0) | 珍客日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする